モンスターハンター ドス(MONSTER HUNTER 2)の問題点
前作までのプレイヤーより多くの期待が寄せられ、セールス的にもまずまずの数字を残したが、芳しい評価を得ることは出来なかった。以下に主な問題点(のごく一部)を列挙する。
モンスターの行動パターンに問題が在る(5分で強制的にエリア移動する、なかなか地上に降りてこない等)。
新要素の古龍の設定に無理があったり、弱点が龍属性に偏りすぎている。
序盤では回復アイテムが買えず、フィールドでアイテムを地道に拾うことを強要される。
クエストのフィールドが前作に比べてハンターに不利な状況が生まれるようになっている(一方通行の場所があったりハンターだけがダメージを受けたり通れなかったりする)。
以前から酷評されているカメラワークの悪さが改良されていない。
全体的にオフライン専用ユーザーに対して少しシビアな作りになっている(武器、武具の強化など)
オンラインモードでの全般的な練り込み不足(中盤からザコモンスターのHPが異常に高くなる、ハンターランクを上げる「試験システム」が無意味、等)。ちなみに、モンスターからの風圧に関しては改良されている(風圧に背を向けていると、逆に引き寄せられてしまう現象)。
プレイヤーから期待された追加要素が、ほとんどすべて本作の評価を下げる要因となっており、多くのユーザーが落胆した。一方、同時期にて販売されたMHPのトータルバランスの良さが再評価され、ジワジワと売り上げを伸ばすという皮肉な逆転現象も生み出した。
アカムトルム