Top >  経済 >  利上げ

利上げ

日銀での利上げによる影響は


利子 金利

貸借した金銭などに対して、ある一定利率で支払われる対価。りしと読む。本稿で詳述。
日本の女性の名の一つ。としこまたはりこと読む。
「利」という漢字の左半分は稲、右半分は刃物を指すとされ、そこから利益や、切れ味の良いこと・鋭いことを指すようになった。またこの字は利口や利発(「利口発明」の略)という印象を与える。なお「利発」は本来「悧溌」と書く。怜悧の悧(かしこい)、溌溂の溌(勢いがよく元気がある)である。同音の書き換えで利の字が使用されるという背景もある。
名前が「利子」の人物
神沢利子(児童文学の作家)
吉田利子(翻訳家。『神との対話』の訳など)

利子(りし)とは、貸借した金銭などに対して、ある一定利率で支払われる対価。利息と利子は通常同じ意味で使われるが、借りた場合に支払うものを利子、貸した場合に受け取るものを利息と使い分けることがある。また、銀行預金では利息、郵便貯金では利子と呼ぶ。法律用語としては利息を用いるのが通常である。

米の貸し借りの対価として支払われる「利子米」のように、利子は金銭以外で支払われる場合にも用いられる用語であるが、金利は金銭での対価に限って使う用語である。

利子は金額を指す。利率は元本(債券の額面)に対する利子の割合(1年間)を指す。利回りは、投資金額に対する利子の割合(1年間)。金利は金額と割合のどちらも指す。金額は増減で、割合は高低である。だから、利子が増えるとは言っても、利率が増えるとは言わない。おなじく、利率が低いとは言っても、利子が低いとは言わない。

経済学的な定義では『将来時点における資金の、現在時点における相対的な価格』という。また、法律学的な定義では『元本債権の存在を前提とし、元本使用の対価としてその金額と存続期間に比例して、一定利率をもって支払われる金銭その他の代替物』

もっとも、実際の金融取引における利子の本質については、上記の定義のように単に金銭の時間的な価値のみで説明しうるのではなく、利子とは、金銭の時間的価値、金融機関の提供するサービスの対価、債権の貸倒れに対する保証料ないしは保険料などが複雑に合成されたものと見ることもできる。ただ、サービスの対価も保険料も、時間が経過し「将来」となっていくことと密接であるため、金利と時間の関係は不可分である。

金利の高低は経済の景気動向を左右することがある。政府や中央銀行が公定歩合を変更することによって基準金利を決定できる場合が多い。経済学的には、貨幣市場における価格に相当する。

金利には、名目金利と実質金利が存在する。名目金利は、額面にかかる金利である。実質金利は名目金利から期待インフレ率を差し引いた分である。名目金利は0%より下がらないのに対し、実質金利はマイナスがあり得る。(例: 去年の1000円に名目金利5%がついて1050円になったけど、去年1000円だったアレは今年は1100円になってしまった。実質金利:約-4.55% (1050/1100 - 1000/1000))




利上げ

 <  前の記事 mhp  |  トップページ  |  次の記事 ひぐらしのなく頃に祭  > 

このページについて

このページは「ag000百科事典」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。

更新履歴