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ベネッセ

株式会社ベネッセコーポレーション

株式会社ベネッセコーポレーション(英文名称:Benesse Corporation)は、通信教育、出版などの事業を行う、岡山県岡山市に本社を置く日本の企業で、ベネッセと略称される。出版事業においては、妊娠から出産・育児までの子育て情報誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「こっこクラブ」などがある。また通信教育業界では、乳幼児の発達段階に合わせた「こどもちゃれんじ」、中高生用の進研ゼミなど、特に教育関連について専門的な出版社といえる。かつては文芸誌「海燕」などを擁し、文芸・人文・文庫の出版も活発に行っていたが全面撤退。「教育・語学・生活・福祉」の分野を中心に事業を進めている。東証第1部と大証第1部に上場している(証券コード:9783)。

社名・企業理念の由来
社名の「ベネッセ」(Benesse)は、ラテン語の bene (よい、正しい)と esse (生きる、暮らす)を組み合わせた造語である。1991年4月、第2次CI計画のなかで、企業理念として発表され、1995年4月には社名として制定された。 「一人ひとりが主体的に人生を切り開いていくことを「教育・語学・生活・福祉」の分野でお手伝いする会社になろうという決意」を表したものと説明される。


ベネッセ 沿革
1955年1月28日 株式会社福武書店設立。生徒手帳の制作などから事業をスタート。
1973年 通信添削講座の名称を進研ゼミに変更統一。
1990年8月 現本社ビルが完成(それまでは岡山市番町⇒高柳東町にあった)。
1994年 第二の業務拠点である福武書店東京ビルが東京都多摩市に竣工。(現在はベネッセコーポレーション東京ビルに改称。)
1995年4月 商号を現在の株式会社ベネッセコーポレーションに変更。
2006年10月 首都圏の予備校お茶の水ゼミナールを買収。
2007年2月21日 前代表取締役社長兼CEO 森本昌義氏が辞任を表明し、福武 總一郎氏が代表取締役会長兼社長兼CEOに就任。

ベネッセ 主な商品
こどもちゃれんじ
しましまとらのしまじろう
たまごクラブ・ひよこクラブ・こっこクラブ
スタディボックス
サンキュ!
いぬのきもち・ねこのきもち
GTEC - 2002年よりサービスを開始した、英語技能測定テスト。パソコンに専用ソフトをインストールし、オンラインで受験する。
進研ゼミ(小学講座・中学講座・高校講座・難関私立中高一貫講座・東大特講・京大特講)
進研模試 - 河合塾や代ゼミが実施する模擬試験と同じ規模の受験者数がある。他の模試と比べて平均点や標準偏差が低くなることが多く、高偏差値が出やすい傾向にある。
ビーゴ

ベネッセ 主なキャラクター
たまひよ - キャラクターデザイン:アランジアロンゾ
しまじろう - 「こどもちゃれんじ」に登場
コラショ - 「進研ゼミ」小学講座に登場
ニャンペイ - 「チャレンジ英和・和英辞典」に登場するトラ猫。
かつては「進研ゼミ」中学講座の英語のマスコットだった。
かつての「進研ゼミ」小学講座・中学講座では、以下のマスコットが登場していた。

ブッチ - 社会担当の犬(ブルテリア)。
ポコ - 国語担当のタヌキ。
カニまる - 算数(数学)担当のカニ。
ライきち - 理科担当のライオン。
かつて発売された電子学習教材「スタディボックス」では、ホッタロー(理科担当)、タンバリン(算数担当)などのマスコットが登場していた。


ベネッセ グループ企業
ベルリッツ・ジャパン株式会社 - アメリカ合衆国資本(現在は米国法人を含めてベネッセコーポレーションに買収)の英会話学校ベルリッツ(BerlitzR)の日本法人
株式会社アビバ - パソコンスクール運営。産業再生機構の要請により支援スポンサーとなる。
株式会社サイマル・インターナショナル - 通訳者養成の英語学校として有名である。
株式会社テレマーケティングジャパン - コールセンター運営。進研ゼミのコールセンター部門から1992年4月分社独立。
株式会社グロップ - 人材派遣業。進研ゼミ採点者の募集等も行なっている。

ベネッセコーポレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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