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投票チャンネル

任天堂は、“WiiConnect24”を利用して送られてくる簡単な二者択一のアンケートに答えると、受付期間終了後に集計結果が届く「みんなで投票チャンネル」のサービスを開始した。
 日本や世界の人々の考えかたの違いを知ることができるのはもちろん、どちらの答えが多数派かを予想して、家族や友達と記録を競い合うといった楽しみかたも可能だ。


Wii(ウィー)は、任天堂より発売されている家庭用ゲーム機である。北米では2006年11月19日、日本では2006年12月2日、豪州では2006年12月7日、欧州では2006年12月8日に発売された。

概要
ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、ニンテンドーゲームキューブに続く、任天堂の第5番目の据え置き型ゲーム機である。これまでにないコントローラとその使用方法、過去に発売されたゲーム機向けソフトのダウンロード販売、スタンバイモードでのインターネット接続などが特徴とされる。

名称の「Wii」は、英語の「we」をイメージして「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、「ii」は独特の形状のコントローラと、人々が集まるさまを表現している。

開発コードネームは「レボリューション(Revolution)」。そのため、本体及び関連機器の型番には「RVL」が付いている。

Nintendo Wii Votes Channel 投票チャンネル

沿革
2003年5月13日 (現地時間) E3 2003のプレスカンファレンスで、ニンテンドーゲームキューブの次世代機を開発中であることが明らかにされた[1]。
2004年6月9日 任天堂経営方針説明会で、「革命」を意味するコードネーム「レボリューション」を発表
2005年3月10日 (現地時間) GDC(Game Developers Conference) 2005の基調講演で、IBM、ATIと共同で開発が行われていることや、スペックの概要が明らかになる。
2005年5月17日 (現地時間) E3 2004のプレスカンファレンスで、初めて本体が公開され、バーチャルコンソールシステムを発表。しかし、コントローラの発表は無し。
2005年6月7日 任天堂経営方針説明会で、コントローラが革新的なものになることが示唆された。
2005年9月16日 東京ゲームショウ2005の基調講演で、コントローラ公開。スペックの詳細やソフトなどは明かされず。
2006年2月9日 (現地時間) DICE(Design Innovate Communicate Entertain) Summit 2006の基調講演で、セガ、スクウェア・エニックス、ナムコ、アクティビジョン、THQ、ユービーアイソフト、エレクトロニック・アーツの参入を発表
2006年3月23日 (現地時間) GDC 2006の基調講演で、セガ並びにハドソンと提携し、それぞれメガドライブ、PCエンジンのゲームソフトもダウンロードプレイ可能であることを発表
2006年4月28日 深夜1時、全世界同時に任天堂公式サイトで正式名称「Wii」が発表された。
2006年5月9日 (現地時間) E3 2006のプレスカンファレンスで、「WiiConnect24」やコントローラの詳細などが明らかに。しかし、発売日や価格の発表は先送りされた(これについて任天堂は「(E3にて発表される) Wii用の27本のソフトやコントローラから関心を奪いたくないため」と説明している)。
2006年5月25日 任天堂決算発表の記者会見席上で、Wiiの価格は日本では25,000円以下、米国では250ドル以下であること、また、2007年3月までに全世界で600万台のWii、1,700万本の対応ソフトの販売を見込んでいることを発表。
2006年6月7日 任天堂経営方針説明会で、WiiとニンテンドーDSとの連携構想、400万台を年内に出荷したいとの考えなどを発表。また、価格や発売日など、具体的な情報は9月に発表することを明らかにした。
2006年9月8日 Wiiの開発に関わった人へのインタビュー「社長が訊く Wiiプロジェクト ~Wiiが誕生したいくつかの理由~」が任天堂ウェブサイト上で公開
2006年9月14日 千葉幕張メッセでWiiの体験説明会「Wii Preview」開催。価格、発売日などの詳細な情報が正式に公開。Wiiの公式サイト及びWii.com公開
2006年10月11日 WiiのCM第1弾「これは、何でしょう?」篇 放送開始。Wiiリモコンと同じ材質・形状のクラブニンテンドー2005年度プラチナ会員特典「Wiiテレビリモコン」配送開始
2006年10月19日 WiiのCM第2弾「Wiiリモコンの使い方」篇 放送開始
2006年11月2日 WiiのCM第3弾「Wiiリモコンの遊び方」篇 放送開始
2006年11月3日 「Nintendo World 2006 Wii体験会 名古屋会場」開催
2006年11月12日 「Nintendo World 2006 Wii体験会 大阪会場」開催(Nintendo Worldはインテックス大阪での開催だが、同日に大阪南港ATCホールで「Games Japan Festa 2006 in Osaka」が開催され、ここでも少数ながらWiiが展示された。)
2006年11月13日 任天堂オブアメリカが今後12ヶ月間でWiiの販促費として2億ドルかけると発表
2006年11月19日 北米発売
2006年11月25日・26日 「Nintendo World 2006 Wii体験会 東京会場」開催
2006年11月30日 任天堂が製造工程上の不具合で「Wii専用D端子 AVケーブル」の発売日を12月2日から12月9日に延期すると発表
2006年12月2日 日本発売
2006年12月7日 豪州発売
2006年12月8日 欧州発売
2006年12月15日 Wiiリモコンの専用ストラップに関して任天堂が公式発表をした。(詳しくは専用ストラップ問題を参照)
2006年12月19日 「お天気チャンネル」サービス開始
2006年12月21日 Wiiを遊ぶ上での留意点を伝えるWiiのCM「Wiiの遊び方」篇 放送開始
2006年12月22日 「インターネットチャンネル(お試し版)」配信開始
2006年12月30日 WiiのCM「似顔絵チャンネル篇」・「写真チャンネル篇」放送開始
2007年1月26日 「ニュースチャンネル」サービス開始
2007年2月6日 WiiのCM「お天気チャンネル篇」放送開始
2007年2月14日 Wii更新プログラム配信、「みんなで投票チャンネル」配信・サービス開始
2007年3月   「インターネットチャンネル(正式版)」配信開始予定
2007年下半期 DVD-Video視聴機能が追加された機種が発売予定(この機種ではその他の仕様変更は一切予定されていない。詳細はDVD-Video視聴機能搭載モデルの項目を参照)

売り上げ関連
※情報発表日時順。

2006年11月28日 「アメリカでのWii発売直後の販売台数」
ニンテンドーオブアメリカが、北米で発売したWiiが発売後8日間で60万台、同時発売ソフト「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」が45万本を超える人に行き渡ったと発表した。[2]
2006年12月5日 「日本でのWii発売直後の販売台数及びソフトの販売本数」
メディアクリエイトの調べによると、日本での発売日とその翌日(2006年12月2~3日)の本体の売上は、350,358台となり、任天堂の据え置き型ゲーム機としては、NINTENDO64、ニンテンドーゲームキューブの初週実績を超える好スタートを切った。また、ローンチタイトルの同期日の売上トップ3は、『Wii Sports』(176,167本)、『はじめてのWii パック』(174,297本)、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(139,011本)の順となった。[3]
本体同時発売のタイトルは、任天堂製のソフトは発売とともに爆発的な売り上げを見せたが、その一方でサードパーティ製のソフトの出足がいまいち鈍かった。この傾向は任天堂のハード(ニンテンドーDSなど)によく見られるものであり、今後の課題として指摘されている。
2006年12月7日 「全世界(当時は日本と米国のみ)でのWii発売直後の販売台数」
任天堂が都内で講演を行い、Wiiが全世界(当時は日本と米国のみ)で累計販売台数100万台を突破したことを明らかにした。[4]
2006年12月12日 「イギリスでのWii発売直後の販売台数」
英国任天堂と調査会社のチャートトラックは、12月8日に英国で発売されたWiiの初週の販売台数が10万5000台と、Xbox360の7万台を上回り、家庭用据え置き型ゲーム機の初動として過去最高を記録したことを明らかにした。[5]
2006年12月13日 「ヨーロッパでのWii発売直後の販売台数及びソフトの販売本数」
ニンテンドーオブヨーロッパは、欧州各国で12月8日に発売したWiiの最初の2日間の売上が32万5000台となったことを発表した。対応ソフトでは『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』が24万本(ハード購入者の74パーセントが購入)で、続いて『Wii Play(日本名:はじめてのWii)』が16万本以上の売上げとなった。[6]
2006年12月15日 「オーストラリアでのWii発売直後の販売台数及びソフトの販売本数」
ニンテンドーオブオーストラリアは12月7日に発売したWiiの最初の4日間の売上が3万2901台で、過去に同国で発売されたゲーム機の初動として最大のものであったと発表した。また、オーストラリアの調査機関であるGfKのデータによれば、ハード1台につき、1.5本のゲームが売れ、最も人気だったソフトは『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』で、続いて『レッドスティール』だった。[7]
2007年1月9日 「日本での発売1ヶ月間のWii本体累計販売台数」
エンターブレインは、2006年12月2日に日本国内で発売したWii本体の2006年内(発売から約1ヵ月間)の累計販売台数が98万9118台、2007年1月7日の時点ではすでに100万台を超えて113万5671台となったと発表した。[8]
よって「2006年内で国内100万台」という任天堂の目標はほぼ達成した。Wiiより3週間前に発売したプレイステーション3は46万6716台の販売で、2007年1月7日の時点ではWiiが2倍以上上回る。また発売6週間で100万以上を売り上げた据え置き機はプレイステーション2と本機のみである。
2007年2月6日 「日本での発売2ヶ月間のWii本体累計販売台数」
エンターブレインは、2007年1月1日~1月28日の1ヶ月間の国内累計販売台数を発表し、Wiiは40万5423台の販売であったと発表した。この結果、2006年12月2日に発売して約2ヶ月間の販売台数は139万4541台となった。[9]

開発の背景
任天堂はかつてファミリーコンピュータで自らが作り上げた据え置きゲーム機市場のシェアの多くをプレイステーションを擁するソニー・コンピュータエンタテインメントに奪われた。携帯ゲーム機市場では独占に近かったが、家庭用ゲーム機の花形である据え置きゲーム機市場でのシェア奪回は同社の悲願とも言える。しかし、日本のゲーム市場は1997年をピークにそれ以降漸減している[10]。その理由は少子化など様々な説があるが、任天堂は「ゲームの複雑化に伴うゲーム離れ」が最たる原因であると指摘している。 [11]。

そこで、同社は

誰もが同じスタートラインに立てること
ゲームから離れてしまった人を呼び戻すこと
を提案し、「ゲーム人口の拡大」を図ろうとした。なお、2006年E3前、メディアブリーフィングにおいて岩田聡はこれ(ゲーム人口の拡大)が同氏が社長に就いた時に定めたゴールであると語った。 これは、自社グループ内である程度開発と製造のできるソニーと、巨額の資金を投入するマイクロソフトにハードウェアのスペック競争では太刀打ちできない任天堂の苦肉の策とも言われる(任天堂が高性能マシンを造れないという訳ではない)。ちなみに携帯機市場ではその目論見が当たっており、動向が注目される。


誰もが同じスタートラインに立てること
家庭用ゲームは黎明期から現在までハードウェア、ソフトウェア共に大きく進化している。しかし、同時にシステムや操作がより複雑に、より高度になった。複雑化したゲームは、ゲームに対する食わず嫌い、すなわちゲーム離れを引き起こすことになる。ゲーム離れが起きると、ゲームをする人としない人とでゲーム経験の差が生じ、ゲームに触れない人はますますゲームとの距離が広まっていた。ゲームのスタートラインが、人によって全く違う状況になってきたのである[10]。

任天堂は、ゲーム離れの根本の一つである「ゲーム操作の高度化」に歯止めをかけるため、「このゲームの操作なら、自分でもできそうだ」と普段ゲームをしないユーザーに思わせることを具体的目標とした。ゲームの操作の簡便化とは、すなわちユーザーインターフェイスの改良である[12]。

その答えの一つが携帯ゲーム機のニンテンドーDSである。ニンテンドーDSでは、タッチスクリーンを導入することで、ゲーム操作の簡便化と従来とは全く異なるゲーム操作感覚を実現した。これがゲーム初心者の心理的障壁を取り払い、新規ユーザー層の開拓へと繋がったのである。

しかし、テレビを使用する据え置きゲーム機では、DSと同じようにタッチスクリーンを導入するのは難しい。そこでWiiでは、DSとは別の技術、別のアプローチでゲーム操作の簡便化を図るべく、コントローラの改良が行われた。3年にも及ぶ研究開発の結果、生まれたのがWiiリモコンである[13]。Wiiリモコンでは、これまでのボタン操作に替わり、コントローラそのものを実際に動かすことでのゲーム操作を実現した(Wiiリモコンから全くボタンが排除されたわけではない)。たとえば、 Wiiリモコンをテニスのラケットに見立ててスイングしたり、剣に見立てて上下左右に振ったりする、などである[14]。

コントローラを様々なものに見立て、動かすことは、従来のボタン操作より見た目にも分かりやすく、直感的な操作感覚をもたらす。WiiリモコンではDSとは違ったアプローチで「誰もが同じスタートラインに立てること」を実現したと任天堂は語っている。

余談ではあるが、Wiiのゲーム開発も同様にWiiリモコンを振って容易に開発出来る、開発者向けソフトウェアが販売されている。


ハードウェア本体
Wiiの筐体は任天堂のこれまでの据え置き型ハードの中ではもっとも小さく、DVDトールケースを3枚重ねた程度の大きさである。縦置きと横置きの両方に対応しており、縦置き用のスタンドは同梱されている。

CPUとGPUはそれぞれIBM、ATIとの共同開発、メインメモリは1T-SRAMを採用している。

対応メディアはWiiソフト用12cm光ディスク(1層/2層)と、ゲームキューブソフト用8cm光ディスクである。

様々なデータの保存領域として、512MBのフラッシュメモリが内蔵されている。ゲームのセーブデータだけでなく、ネットワークサービス「WiiConnect24」で受信したデータ、バーチャルコンソール用ソフトの保存などに利用される。SDメモリーカードで拡張することができる。

本体の省電力化により、豆電球1個程の僅かな電力で24時間インターネットに接続し様々なデータ更新が可能である。

縦置きにした際に斜めになるようにしたのは「スタイルと、子供がディスクを挿入するときに落としにくくするため」である。[15]


互換性
ニンテンドーゲームキューブについては全てのソフト[16]、並びにコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器をそのまま利用できる[17]。

ゲームキューブのソフトを遊ぶ際は別売のゲームキューブ専用コントローラを用いなければならず、Wiiリモコンとヌンチャクおよびクラシックコントローラは使用できない。また、ゲームボーイプレーヤーは利用できないので、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのソフトはプレイできない。

ニンテンドーDSとの通信が可能で、対応ソフトによっては様々な連動が可能となる。ポケモンなどでは既に一部の機能が利用されている。また、まだ実用化されていないが、将来的にはDSソフトの体験版などをダウンロードしてDSに転送することが可能となる予定。

ゲームキューブ以前の機種のソフトは、「バーチャルコンソール」というシステムを介して新規にダウンロード購入すれば遊ぶことができる。


バーチャルコンソール
バーチャルコンソールとは、かつて販売されていた家庭用テレビゲーム機用の(一部の)ゲームソフトデータをインターネット配信し、そのデータをユーザーがダウンロード購入してWiiで遊ぶことができるシステムである。Wiiハード自体にはゲームキューブ以外に他ハードソフトの互換性が無いので、エミュレータ技術を用いて仮想的(バーチャル)にゲーム機(コンソール)を再現し、プレイを可能としている(これがシステム名の由来)。任天堂の据え置きゲーム機で“ゲームソフトを配信する”というシステムを本体単体で実現したのは初事例となる。

現在配信・配信予定のデータはファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、メガドライブ、PCエンジン、MSX用ソフト(の一部)。通常ダウンロードは有料だが、一部ソフトは景品などとして提供される見込みである。コナミ、カプコンなど国内ゲーム製作会社24社がバーチャルコンソールへのソフト供給を決定している。任天堂は今後も要望があれば積極的に検討する考えを公表している。

詳細はバーチャルコンソールを参照
本システムで配信しているソフトの詳細については、Category:バーチャルコンソール対応ソフト、バーチャルコンソールのゲームタイトル一覧、またはバーチャルコンソール タイトルラインナップ(任天堂ホームページ内)を参照の事。

Wiiチャンネル
「誰でも気軽に触れることが出来るゲーム機」「毎日電源を入れたくなるゲーム機」というWiiのコンセプトによって考案、そして誕生した機能が『Wiiチャンネル』である。天気・ニュース・インターネットなどと、テレビゲームを超えたチャンネルが用意されており、テレビゲームを普段しない人もWiiに触れることが出来る。

Wiiを起動すると、Wiiメニュー画面になり12個のチャンネル枠が表示される。チャンネル枠が12個並んでいるページが全4ページあり、合計48個までチャンネルを増やすことができる。但し、初めから6個のチャンネルが既に埋まっているため、自由に使えるのは事実上42個までとなる。チャンネル数がこれ以上に増えた場合は、SDメモリーカードに転送することが可能である(但し、SDカードを使用するにはWii本体の更新が必要。Wii本体の更新については本体アップデートを参照)。

現在、7つのチャンネルが利用可能だが、ダウンロードしたバーチャルコンソールのゲーム、Wiiやニンテンドーゲームキューブのディスクゲームも「ディスクドライブチャンネル」と言う一つのチャンネルという扱いになっているため、Wiiメニュー画面に他のチャンネルと一緒に表示されている。

チャンネルは基本的に無料で利用できるが、「Wiiショッピングチャンネル」でダウンロードする必要があるチャンネルはオプション扱いとなっており、有料となる場合がある。2007年3月末に配信開始となる「インターネットチャンネル(正式版)」がその対象となっており、2007年6月以降のダウンロードからは有料となる。今後も様々な「チャンネル」が随時配信される予定である。

詳細はWiiチャンネルを参照

Wii伝言板
Wii伝言板とは家庭内の伝言板としてテキストメッセージを記録することができる機能。連絡だけでなく予定を書き留めたり、日記のような利用もできる。記録したメッセージはカレンダーに貼り付けられ、簡単に検索できる。

WiiConnect24に対応しており「Wiiばんごう」を交換したWii本体同士や、メール機能を利用してパソコンや携帯電話とメッセージをやり取りできる。SDメモリーカードをWiiに装着すればSDメモリーカード内の写真をメッセージに貼り付けて送ることができる(Wii本体同士のやり取りのみ)。パソコンや携帯電話とメッセージをやり取りする際は、Wiiにアドレスを登録後、登録したアドレス先の端末へ送られてくる「Wiiフレンド とうろくメール」をWiiに返信することで利用可能になる。
Wiiにメッセージが届くと、ディスクスロット部が青く点灯する。(設定が必要)
Wiiのソフトやチャンネルをプレイすると、各々のプレイ時間が自動的にWii伝言板に記録される。(ゲームキューブのプレイ時間は記録されない)プレイ時間の記録は削除することが出来ない。
Wiiのゲームソフトの中には、Wii伝言板に対応したものがあり、ゲーム内のスコアなどを自動的にWii伝言板に記録したり、WiiConnect24を利用してソフトメーカーからメッセージが配信されたりする。「お天気チャンネル」「インターネットチャンネル」「ニュースチャンネル」の配信開始日には、任天堂からお知らせメッセージが配信された。

通信機能
Wiiには様々な通信機能を備えている。

※「ニンテンドーWi-Fiコネクション」と「WiiConnect24」は、Wiiをインターネットに接続することで利用することができる。インターネットに接続する際は、Wii本体内蔵のIEEE802.11b/gの無線LAN機能を利用して、市販の「無線LANルーター(ニンテンドーDSで対応している無線LAN自動設定技術「AOSS」(バッファロー)、「らくらく無線スタート」(NECアクセステクニカ)にも対応)」や別売の「ニンテンドーDS用Wi-Fi USBコネクタ」等と無線接続するか、別売の「Wii専用 LANアダプタ」を用いて、有線LANでインターネットに接続する必要がある。


ニンテンドーWi-Fiコネクション
任天堂が運営するネットワークサービスで、自分の国の中だけでなく、世界中の人とWi-Fiを通じて対戦やボイスチャットが可能。

詳細はニンテンドーWi-Fiコネクションを参照
対応ソフト
「ポケモンバトルレボリューション」 - 対戦

WiiConnect24
WiiConnect24とは、Wii本体の低騒音・低消費電力のスタンバイモードと、Wii向けの新ネットワークサービスの総称である。WiiConnect24は64DDの数々の構想を引継ぎ実現したものであることが宮本茂によって明されている[18]。

本体設定でWiiConnect24をONに設定して電源を切ると、消費電力は5W程度に抑えられて空冷ファンも回転しないが、インターネットへは常時接続している状態となる。

この状態から、「Wii伝言板」や「お天気チャンネル」などの本体内蔵機能や、一部対応ソフト(エレビッツなど)でのデータのやりとりなどが可能である。24時間常時インターネットに接続するので、ユーザーが就寝中などでも自動で最新の情報がWiiに蓄積される。受信したデータは、内蔵フラッシュメモリに保存される。

また、この機能を利用して「お天気チャンネル」「インターネットチャンネル」「ニュースチャンネル」の配信開始日には、任天堂からお知らせメッセージが配信された。

今後、ソフトメーカーから様々な情報や追加コンテンツ(例えばレースゲームの新コースやRPGの新アイテムなど)、試遊ソフトなどのプッシュ配信も予定されている。


その他の通信機能
Wiiリモコンと本体間の通信はBluetoothで接続されている。

WiiはニンテンドーDSとピア・ツー・ピア(任天堂独自プロトコル)で無線通信ができる。これにより、以下のことが可能となる。

ニンテンドーDSのゲームソフトのデータをWiiのソフトに利用する。
ニンテンドーDS本体を、Wiiのタッチスクリーンコントローラとして利用する。
WiiでダウンロードしたニンテンドーDS用の試遊ソフトを、ニンテンドーDSに送信してプレイする。(現在は不可能)
この機能を利用する最初のWiiのソフトは『ポケモンバトルレボリューション』である。


その他
ユーザーの年齢に応じて、特定のソフトのプレイ、バーチャルコンソールのソフトのダウンロード、Wiiポイントの使用、インターネットチャンネルの利用などを制限する機能「ペアレンタルコントロール」を搭載している。Wiiのディスクソフトに関しては各国のレーティング審査団体(CERO、ESRB、PEGIなど)が制定するレーティングに準じた設定が可能。日本ではCEROのレーティングに対応している。

CDやDVD再生には対応していないが、Wii公式サイトQ&Aより2007年後半にDVD再生機能付きのWiiが発売される予定である事が発表されている。

ソフトウェアへ対するリージョンはゲームキューブと同じように設定されており、設定されている地域と違う本体で動かすことはできない。


コントローラ

Wiiリモコン
ヌンチャクスタイル
クラシックコントローラ(左)Wiiの最大の特徴は、他のゲーム機には見られない奇抜なコントローラである。 従来のように両手で包むように持つ横長のコントローラとは異なり、片手で持てる縦長のデザインである(ただし、横にして両手で持ち、従来のコントローラのような操作をすることも可能)。 これは、両手操作でボタン数も増えた従来のコントローラでは初心者が恐れをなしてゲームに触れる前から敬遠してしまう、という主張に基づくものである。

ボタン数を極力減らし、さらにコントローラ自体の動きをゲームに反映させることにより初心者でも容易に操作できるとしている。単体での使用のほか、拡張コネクタに接続する機器により、いくつかのスタイルに分類される。


Wiiリモコン
Wiiの標準コントローラ。縦に長く、テレビリモコンのような形をしており名前も「Wiiリモコン」と言う。本体とはBluetoothによる無線通信で接続されるため接続ケーブルを必要としない。本体セットに1つ同梱される。北米では "Wii Remote(ウィーリモート)" という名称で呼ばれている(宮本曰く「社長は北米までリモコンと呼ばせようとしていた」らしい。)。

Wiiリモコンでは、これまでには無い直感的なビデオゲームの遊び方を実現している。具体的には、

Wiiリモコンをテニスのラケットや刀に見立て、大きく振る。
指揮棒に見立てて強弱をつけながら上下左右に振る。
横に持ち自動車のハンドルに見立てて左右に回転させる。
拳銃や弓矢に見立てて画面の一点を狙う。
など、コントローラを様々なものに見立てて実際に動かすことで、従来のような複雑なボタン操作をしなくても、ビデオゲームを遊ぶことができる。

この操作方法を実現しているのは、Wiiリモコンに実装されたCMOSセンサー(赤外線)、及び傾きや動きの変化を検出する3軸加速度センサーである。詳細は「仕様」を参照。

Wiiリモコンにはこれまでのゲーム機のコントローラに実装されていた振動機能に加え、スピーカーが実装されている。テニスや野球のようなスポーツゲームから剣や銃での戦闘まで、多スピーカーサラウンドシステムなどとは一味違う臨場感が演出される。また、約4KB(4,096byte)の保存領域が内装され、似顔絵チャンネルで作成された「Mii(ミー)」を保存可能。「Mii」については「似顔絵チャンネル」参照。

さらに、本体との通信のためにBluetoothを搭載しているため、公式的な使い方ではないが、Bluetoothに対応したパソコンに接続することが可能である。リモコンでマウスカーソルの操作を可能にするなど、パソコンからリモコンを制御するソフトウェアもユーザーの手によって非公式で開発され、フリーソフトウェアとして公開されている。

このWiiリモコンは、米カリフォルニアのインターリンク・エレクトロニクス社から特許権の侵害で訴訟を受けている。特許の概要は「トリガーを装備し、画面を直接ポインティングが可能なリモコン」というものであるが、構造は大きく異なっている。かつて、テレビに接続するタイプの体感おもちゃを発売しているエポック社や、プレイステーション用のガンコントローラを発売していたナムコから訴訟を受けたという憶測もあったが、そのような事実はなく、何事もなくWiiのサードパーティとしてソフトを供給している。

2006年10月には、クラブニンテンドーの2005年度プラチナ会員の特典として、Wiiリモコン型のテレビリモコンがプレゼントされた。

このコントローラがリモコンの形状に決定するまでは紆余曲折あり、開発中は様々な形の試作型コントローラが作られた。リモコンの形状になり、一般発表された後も何度かデザインなどが変更されている。たとえば、名称がRevolutionだった頃(2005年)はスピーカーが無く、ボタンの形状や位置、表記(ロゴ、「1ボタン」「2ボタン」が「aボタン」「bボタン」だったなど)なども異なっていた。そのほか、従来のコントローラのように有線接続していた動画もあった。


専用ストラップ問題
これまでに、グリップが甘いと手からすり抜けたり想定外の力が加わり、ストラップが切れたりしてテレビ等の家具を傷つけるという事故が起こっている。グリップが甘いという件については、任天堂は、「プレイ中にきちんとストラップをつけていればこのような事故は防げる」とコメントしていたが、その後、任天堂はストラップに関して公式発表をし、初期に出荷した「Wii本体(製造番号がLJH100419980以前とLJF103032000以前のもの)」と「はじめてのWii」付属のWiiリモコンおよび「別売のWiiリモコン」に取り付けてある、接合部分の紐の太さが「0.6mm」の専用ストラップにおいて、紐が切れたと言う報告が数十件あったことを発表した。その報告を受けて、より安全に遊んでもらうために、現在出荷されているWiiリモコンに取り付けてあるストラップは、紐の太さが「1mm」のものに変更されている。

また、手元にある専用ストラップの紐の太さが「0.6mm」の場合、より強度を持った紐の太さが「1mm」の専用ストラップに無償で交換を行なってくれる。[19]

さらに、利用者に正しい使い方をしっかり認識させるために、Wiiリモコンを激しく振っている映像が含まれる「Wii SportsのCM」を中止し、軽く振って遊ぶように注意を勧告するテレビCMに差し替えた。ユーチューブなどに投稿された体験映像などでは、力いっぱい振り回して遊んでいる映像が多かったが、実際は少しの動作でも操作することができ、座って操作することも可能である。詳しくはWiiを遊ぶ際の留意点を参照。

2006年12月には、アメリカでワシントン州シアトルおよびワシントン西部地区、カリフォルニア州サンフランシスコ、テキサス州オースティンなどの連邦地裁で任天堂に対してストラップの交換を要求する集団損害賠償請求訴訟が発生した。だが、実際は訴訟を起こしたのは一人で、集団訴訟を専門とする法律事務所との共同であったとも言われている。


ヌンチャク
Wiiの拡張コントローラで、Wiiリモコンの拡張ユニット接続用端子に有線接続する。コントロールスティック・Cボタン・Zボタン・3軸加速度センサーが実装されており、Wiiリモコンと組み合わせることによって、より高度なゲームプレイにも対応できる。

FPSゲームに例えると、「コントロールスティックで敵の攻撃を避けつつ動いている敵に銃の照準を合わせる」「両手にWiiリモコンとこのヌンチャクを併せ持ち2本の剣を別々に振る」などの一連の操作を、従来より直感的かつリアルな感覚で楽しむことができ、「操作が直感的で誰もが同じスタートラインでゲームを楽しめること」と「従来のゲームもまったく新しい感覚で操作できること」を一度に実現させている形態である。


クラシックコントローラ
Wiiの拡張コントローラで、Wiiリモコンの拡張ユニット接続用端子に有線接続する。形状がスーパーファミコンのコントローラと酷似しているが、ボタンの数はスーパーファミコンよりも多くなっており、アナログスティックがプレイステーション2に近い配置で2基搭載されている。LRボタンは、ゲームキューブのコントローラー同様にアナログ入力が可能。従来型コントローラにあった振動モーターは内蔵されていないため、振動機能(バーチャルコンソールのNINTENDO64ソフト含む)には対応していない。

これは、主にバーチャルコンソールのソフトをプレイする際などに用いる。また、Wii専用ソフトでも、『ファイアーエムブレム 暁の女神』『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』『大乱闘スマッシュブラザーズX』など、従来どおりの操作方法に適したジャンルのソフトにも対応している。

ボタンの数は、ゲームキューブコントローラとほぼ同じであるが、ゲームキューブのソフトを起動中は、Wii固有の機能すべてが無効になるため、使用することはできない。


アタッチメント
ステアリングアタッチメント
自動車のハンドルを模したアタッチメント。「GT pro series」に同梱されている。
電車でGO!新幹線専用コントローラ - Wii
『電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編』などで使用する、専用のコントローラ。Wiiリモコンを装着して使用する。2007年3月1日発売。価格は6090円。
Zapper
拳銃を模したアタッチメント。2006年のE3で展示されていた。グリップの部分にヌンチャク、銃身の部分にWiiリモコンを装着して使用する。現時点では詳しい仕様及び発売日未定。

ゲームキューブコントローラ
Wii本体には、ニンテンドーゲームキューブのコントローラを接続するポートがあり、ゲームキューブのソフトを遊ぶ際には、必ず必要となる。

また、Wii専用ソフトの中にも、ゲームキューブコントローラに対応しているものがある。『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』『大乱闘スマッシュブラザーズX』『ファイアーエムブレム 暁の女神』など、主にクラシックコントローラに対応するソフトがその代表例である。

また、ゲームキューブコントローラは、バーチャルコンソールのソフトのほとんどに対応している(詳しくはバーチャルコンソール対応コントローラを参照)。だが、NINTENDO64のゲームの振動機能には、現時点では対応していない。


ソフトウェア
詳細はCategory:Wii用ソフト、Wiiのゲームタイトル一覧を参照

同時発売ソフト
日本で発売されたソフトの一覧。値段は全て税込価格。日本以外における同時発売(予定含む)ソフトは英語版の該当項目を参照。

任天堂
Wii Sports(4,800円)
おどるメイドインワリオ(5,800円)
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(6,800円)
はじめてのWii(Wiiリモコン1つ同梱で4,800円)
アトラス
超執刀カドゥケウスZ 2つの超執刀(6,090円)
コナミデジタルエンタテインメント
Elebits(5,800円)
スパイク
ネクロネシア(7,140円)
セガ
スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合(6,090円)
テクモ
スイングゴルフ パンヤ(6,090円)
ハドソン
ウィングアイランド(6,090円)
コロリンパ(5,040円)
バンプレスト
クレヨンしんちゃん 最強家族カスカベキング うぃ~(6,090円)
バンダイナムコゲームス
SDガンダム スカッドハンマーズ(6,090円)
縁日の達人
たまごっちのピカピカだいとーりょー!(6,090円)
ユービーアイソフト
レッドスティール(6,800円)

解説
同時発売ソフト(ローンチタイトル)の数は他のゲーム機と比較すると、かなり多い部類に属する。

Wii以前に発売された任天堂ゲーム機の本体同時発売タイトルには、マリオが登場するソフトが必ずあるのが通例であった。しかしWiiではこれを覆し、マリオの出演するタイトルは少なくとも年内のうちは発売されない(これといった意図はなく、単に開発スケジュール的な問題と思われる)。

また、DSなど過去の任天堂ハードと同時発売ソフト数を比較すると、任天堂ソフトの占める割合が比較的低く、任天堂以外の各ソフトメーカーの注目度も高いことが伺える。

『ゼルダ』は当初はゲームキューブ専用として開発されていたものであるが、発売が延期され、WiiとGCのマルチ販売になった。


100万本以上を販売したソフト

任天堂タイトル
Wii Sports

仕様

プロセッサ
CPU:Broadway
アーキテクチャ:PowerPCG3 750CLベース
クロック周波数:不明
プロセス技術:90nm SOI CMOSプロセス
共同設計:IBM
システムLSI:Hollywood
普通のパソコンで内蔵グラフィックス機能を持つチップセットの役割をする「Vegas」と1T-SRAMチップ「Napa」よりなるデュアルチップ構造
GPU機能実装
混載DRAM容量:3MB eDRAM
プロセス技術:90nm DRAM混載CMOSプロセス
共同設計:ATIテクノロジーズ(現AMD)
製造 NECエレクトロニクス
画面表示機能
標準出力解像度:480i、480p
ワイド画面対応
内蔵メインメモリ
アーキテクチャ:1T-SRAM
容量:24MB
MoSys社製。1T-SRAMとは擬似SRAMの一種。1T-SRAMはニンテンドーゲームキューブにも搭載されている。

外部メインメモリ
アーキテクチャ GDDR3
容量 64MB

内蔵フラッシュメモリ
容量 512MB
ゲームのセーブデータやバーチャルコンソール用ソフトを保存するための記憶領域。
SDメモリーカードで容量を拡張できる。
内蔵フラッシュメモリのアプリケーション(ダウンロードゲームやインターネットブラウザなど)を高速起動できる。

ディスクドライブ
対応メディア
Wii用12cm光ディスク(1層/2層ディスク)
容量:1層は4.7ギガバイト、2層は8.5ギガバイト[1]
ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク
容量:1.5ギガバイト
記録方式:CAV
スロットイン(セルフローディング)方式

通信機能
無線LAN(Broadcom社製)
対応規格
IEEE802.11b/g準拠
AES/TKIP/WEP暗号対応
任天堂独自プロトコル(ニンテンドーDSとの通信に利用される)
Bluetooth2.0(EDRには非対応)(Broadcom社製)
別売の「Wii専用 LANアダプタ」により有線LANで接続可能
対応サービス
ニンテンドーWi-Fiコネクション
WiiConnect24
その他
Operaブラウザ
「Wiiショッピングチャンネル」にてダウンロード販売(2007年6月までは無償で提供)。

インターフェース
USB2.0×2
SDメモリーカードスロット×1
ゲームキューブ用コントローラポート×4
ゲームキューブ用メモリーカードスロット×2
AVマルチ出力端子×1
新たなケーブルを採用。スーパーファミコン以降任天堂の据え置きゲーム機に共通だった、AVケーブルは使えない。
センサーバー接続端子×1

コントローラ
Wiiリモコン (標準コントローラ。本体に1つ同梱、別売では税込3,800円)
寸法(突起部分を除く)
縦 148mm
横 36.2mm
厚さ 30.8mm
質量 約87グラム(専用ストラップ・乾電池含まず)
無線通信機能 Bluetooth (Broadcom社製)
最大接続数 4台
プレイ可能距離 ディスプレイから5m
操作部
ポインター 画面を指し示すポインティング機能 (ダイレクトポインティングデバイス)
後述「センサーバー」も参照
モーションセンサー機能 コントローラの傾きや動きの変化を3軸で検出
表面ボタン 「Wii本体電源」、「十字キー」、「A」、「-」、「Home」、「+」、「1」、「2」ボタン
裏面ボタン 「B」ボタン
その他の機能 振動機能、スピーカー、拡張ユニット接続端子、プレイヤーインジケータ (コントローラ番号ランプ)、似顔絵キャラクターMiiの保存
電源 単三乾電池2本(アルカリ乾電池(推奨)・オキシライド乾電池・マンガン乾電池・ニッケル水素充電池に対応。ただしマンガン乾電池は他の乾電池に比べ使用可能時間が短くなる。)
電池持続時間 約20時間(アルカリ乾電池使用時。使用するソフト、無線通信の使用状況、周囲温度により変化するので、あくまで目安です)
ヌンチャク (拡張コントローラ。本体に1つ同梱、別売では税込1,800円)
寸法(突起部分を除く)
縦 113mm
横 38.2mm
厚さ 37.5mm
接続:Wiiリモコンの拡張ユニット接続端子に有線接続
操作部
Wiiリモコンと同等のモーションセンサー機能
「コントロールスティック」、「C」、「Z」ボタン
クラシックコントローラ (拡張コントローラ。別売で税込1,800円。数量限定でWiiポイントプリペイドカードの5,000円に価格据え置きで同梱される。)
寸法(突起部分を除く)
縦 67.5mm
横 135.7mm
厚さ 26mm
接続 Wiiリモコンの拡張ユニット接続端子に有線接続
操作部 「Lスティック」、「Rスティック」、「十字キー」、「a」、「b」、「X」、「Y」、「ZL」、「ZR」ボタン、「L」、「R」アナログトリガー、「- (Select)」、「Home」、「+ (Start)」ボタン
センサーバー
Wiiのポインティング機能で利用される、赤外線LEDを左右に内蔵する棒状の周辺機器。発光する赤外線LED自体をWiiリモコン搭載のCMOSセンサーで撮影することによってセンサーバーまでの距離とテレビ位置の検知、リモコンの姿勢情報や移動情報の補正などが行われる。使用推奨距離はセンサーバーから約1m~3mだが、本体設定でWiiリモコンのCMOSセンサーの感度を上げることで5m程まで対応できる。ただし、感度を上げることにより、日光や熱及び光を出す製品の影響を受けやすくなり、正常に操作できなくなる恐れがある。
Wii本体と有線接続し、ディスプレイの上または下にディスプレイ面と平行に置く。
ケーブルの長さ 3.5m

互換性のあるゲームソフトのプラットフォーム
ニンテンドーゲームキューブ
別売りのゲームキューブ用コントローラを接続することで、ゲームキューブ用ソフトを遊ぶことが可能。
コントローラコネクタやメモリーカードスロットに接続するゲームキューブ用周辺機器(ロジクールのスピードフォース、マイクなど)もそのまま利用可能。
ゲームキューブ底面の拡張端子に接続する「ゲームボーイプレイヤー」「ゲームキューブ専用モデムアダプタ」「ゲームキューブ専用ブロードバンドアダプタ」は使用できない。

バーチャルコンソールに提供されるタイトルのプラットフォーム
バーチャルコンソールに提供されているのは一部のタイトルのみだが、随時追加配信される。任天堂タイトルの追加配信は毎月10本程度。

ファミリーコンピュータ
スーパーファミコン
NINTENDO64
メガドライブ (セガ)
PCエンジン (日本電気ホームエレクトロニクス/ハドソン)
MSX

その他の機能
ペアレンタルコントロール(ユーザーの年齢に応じ、特定ソフトのプレイや追加コンテンツのダウンロード、Wiiポイントの使用などを制限する)
ニンテンドーDSのデモソフトをダウンロード可能
ファン有り
消費電力
ゲームプレイ時:45W(最大時)
スタンバイモード:5W程度
本体寸法(突起部分を除く)
幅:44mm
高さ:157mm
奥行:215.4mm
本体質量:約1.2kg
本体専用スタンド寸法(突起部分を除く)
幅:55.4mm
高さ:42mm
奥行き:225.6mm
本体専用スタンド質量:約137g

日本国内版の同梱物
Wii本体×1
Wiiリモコン×1(専用ストラップ付き)
ヌンチャク×1
専用ACアダプタ×1
専用AVケーブル×1
センサーバー×1
センサーバースタンド×1
センサーバー固定用両面テープ
縦置き用スタンド×1
本体専用スタンド補助プレート×1
単三アルカリ乾電池×2
説明書×3(※説明書の他にWiiリモコンの使い方や遊ぶ際の注意点などを勧告するブックレットが多数付属する)
修理依頼書×1

発売日
米国 2006年11月19日
日本 2006年12月2日
豪州 2006年12月7日
欧州 2006年12月8日

メーカー希望小売価格
米国 249.99ドル (※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される。)
日本 25,000円 (税込)
豪州 399.95AUドル/499.90NZドル (※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される。)
欧州 249ユーロ/179ポンド (※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される。)


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