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R-1

友近やった!R-1準決勝に進出
 ピン芸人NO・1を決める「R-1ぐらんぷり」2回戦大阪大会がbaseよしもと(大阪市中央区)で行われ、出場81人の中から、過去大会のファイナリストである友近、ネゴシックス、中山功太やM-1王者のチュートリアル・徳井義実、笑い飯・哲夫ら20人が準決勝に駒を進めた。

 なお、準決勝は2月10日にルミネtheよしもとで、同11日になんばグランド花月で行われる。

日刊スポーツより

R-1ぐらんぷり

R-1ぐらんぷり(あーるわん-)は、「詩のボクシング」を参考にして吉本興業が始めたピン芸コンクール。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

概要
お笑いピン芸人で誰が一番おもしろいかを決める大会であり、同じ吉本主催の若手漫才師のコンクールM-1グランプリの成功に続く形で開催された。タイトルの「R」は落語を意味しているが、落語にかかわらず「とにかくおもしろい1人話芸」を披露することがルールとなっている(古典落語は禁止)。落語家、モノマネ、漫談・一人コント師だけでなく、アマチュアや普段は漫才コンビとして活動している芸人もそれぞれ個人で参加している。

元々は若手芸人に漫談の実力を発揮してもらおうという趣旨で行われてたが、若手だけでなく芸暦の長い芸人にとっても芸をアピールする絶好の大会となっている。

大会は1月上旬から予選が行われ2月の中旬に決勝戦が行われる。優勝者には優勝賞金500万円(第3回大会より)が授与される。

第1回大会(2002年)は座布団の上で漫談を披露することが決まりだったが、第2回(2003年(開催は2004年)からその規定がなくなった。また、音響なども使用できるようになった。
第2回大会まではテレビ中継が全国放送されず(関西ローカル)、地味な大会であったため、優勝賞金は100万円であった。
第3回大会から2月第3週土曜日に雨上がり決死隊司会で決勝戦が行われ、初めて全国中継(関西テレビ制作・フジテレビ系FNS全国27局ネット(TOSは別日に放送)、決勝戦の翌日(日曜日)に16:05~17:20の75分枠に編集され放送)され、優勝賞金が一気に5倍アップの500万円に大増額された。

R-1 予選
毎年1月から2月にかけて、東京と大阪で予選が行われ、1回戦・2回戦・準決勝へと進んでいく。

M-1と同様で前年度準決勝以上に進出したコンビと特別に主催者が指定したコンビはシード権があり1回戦が免除される。 準決勝は2月中旬に東京会場(ルミネtheよしもと)、大阪会場(なんばグランド花月)で2日続けて行われる(順序は年により異なる)。2日目の終了後、決勝進出の8人に絞られる。 またM-1と違い、敗者復活制度は設けていない。 予選のネタの制限時間は1回戦は2分、2回戦は3分、準決勝は4分。


R-1 決勝戦
5人の審査員が持ち点1人100点ずつの計500点満点で点数が付けられる。 M-1グランプリと違い、決勝戦の後の最終決戦はないため、一発勝負となる。また、出場者が芸を披露した直後、司会者が審査員のうち一人を指名し、その審査員の点数のみが公表される。したがって、自身がトータルで何点獲得したかは最後までわからない。最後の結果発表で、カウントダウンにて初めて順位が分かる仕組みとなっている。 決勝戦のネタの制限時間は4分。ネタの披露順はくじ引きであり全員がクジを選択後、同時に発表される。


R-1 M-1グランプリとの相違点
優勝者の賞金が500万円。
エントリー料が1人1000円。
M-1の参加資格は「コンビ結成10年以内」であるが、R-1は芸歴が全く問われていない。
1回戦を2回以上受けられない(M-1グランプリでは1回戦で敗退した組が再びエントリーする場合がある)。
3回戦は行っていない。
準決勝での敗退者の敗者復活制度がない。
M-1は生放送で行われるが、R-1は2月第3週土曜日に行われ翌日のお昼に放送されている。
M-1が現在、またはかつてトップに君臨していた漫才、コント師を中心とした大御所による玄人目線で厳しく審査されているのに対して、R-1は落語家、喜劇役者など幅広いジャンルのお笑い系タレントを寄せ集め、緩い空気で審査されているのも特徴である。
M-1は漫才の再興という点では一定の成功を収めているものの優勝者のほとんどがTVタレントとしてブレイクしきれていないという反省から、R-1の本選進出者はネタと芸の質よりも華、インパクトを重視した選出になっていることから予選の審査に対してはコアなお笑いファンから毎年多くの批判の声が向けられている。
M-1に比べ、吉本新喜劇からの出場も多い。座長・小藪千豊から金の卵メンバーに至るまで、毎年数多くのメンバーが挑戦している。特に小藪千豊は第3回第4回第5回と、連続して準決勝進出を果たしている。同じく第3回第4回と準決勝進出した国崎恵美は、第5回は2回戦で敗退した。

R-1 歴代優勝者
第1回(2002年) だいたひかる
第2回(2003年) 浅越ゴエ(ザ・プラン9)
第3回(2005年) ほっしゃん。
第4回(2006年) 博多華丸(博多華丸・大吉)
第2回大会優勝者の浅越ゴエが「優勝賞金が増額されたことに納得いかない」と、第4回大会に異例の"参戦"表明し、実際に決勝戦まで残った(結果は第3位)。


R-1 歴代の決勝進出者
第1回、第2回大会は順位の発表がなかったため、優勝者以外は50音順で表記(第5回もまだ行われていないため50音順)。
第1回
だいたひかる
アキ
浅越ゴエ
オール阪神
桂三若
ケンドーコバヤシ
笑福亭三喬
陣内智則
友近
中田なおき
パペットマペット
南野やじ
第2回
浅越ゴエ
あべこうじ
陣内智則
友近
ネゴシックス
ヒロシ
南野やじ
ヤナギブソン
第3回
ほっしゃん。-独特の観点から来る一人コント 芸歴15年貫禄十分 478点
井上マー-オレの熱い魂を聞いてくれ 青春の一人シャウト 473点
あべこうじ- 終わりの知らないハイスピードマシンガン話芸 正統派漫談 471点
友近-孤高の一人コント師 千の顔を持つ女 458点
ネゴシックス-島根が生んだお笑いビックリ箱 今日も怒り話芸全開か? 458点
ヒロシ-もてない男の自虐的漫談 2年連続決勝進出 436点
中山功太-無限に広がる言葉のチョイス 言葉の宇宙空間 434点
長州小力-ダンスとプロレスアートのコラボ芸 一人話芸の異種格闘技 429点
第4回
博多華丸 - 冷静沈着な西国の鷹 450点
あべこうじ - 正統派スタンダップコメディ 438点
浅越ゴエ - 才知あふれる技巧派弁士 434点
バカリズム - 玄人好みのネタ職人 418点
岸学 - 不気味なダークホース 416点
友近 - 無冠のR-1女王 406点
中山功太 - ピン芸新時代の申し子 405点
キャプテン☆ボンバー - 自由の国のごきげんマッスル 382点
 第4回大会では、なかやまきんに君が謎のアメリカ人「キャプテン☆ボンバー」と名乗って参加。決勝戦で審査員の間寛平に何度も「(なかやま)きんに君でしょ?」と言われたが、本人は別人だと否定していた。

第5回
ウメ
大輪教授
徳井義実
土肥ポン太
友近
なだぎ武
バカリズム
やまもとまさみ

R-1 司会者
第1回(2002年):なるみ、山本浩之(関西テレビアナウンサー)
第2回(2003年):雨上がり決死隊、関純子(関西テレビアナウンサー)
第3回(2005年):雨上がり決死隊、石川亜沙美
第4回(2006年):雨上がり決死隊、村西利恵(関西テレビアナウンサー)
第5回(2007年):雨上がり決死隊、ほしのあき

R-1 審査員
第1回(2002年)
森末慎二、浜村淳、萩原芳樹(構成作家)、元木すみお(構成作家)、上沼真平(関西テレビ局長で上沼恵美子の夫)
第2回(2003年)
渡辺正行、大平サブロー、ダンカン、大林素子、上沼真平
第3回(2005年)
間寛平、ダンカン、大竹まこと、伊東四朗 、月亭八方
第4回(2006年)
伊東四朗、大平サブロー、ダンカン、間寛平、林家正蔵

R-1 漫才コンビの片方がピンで出場した者
第1回
宇治原史規(ロザン)
第2回
テル(どーよ)、タケト、ハブ、ナベ(Bコース)、ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)、ユウキロック(ハリガネロック)、福島(ガリットチュウ)、SM将軍(アホマイルド)、入江(カラテカ)、キャベツ、しまぞう(キャベツ確認中)、ヤジロベー(次長課長・河本)、マスダヒロユキ(ルート33)、綾部祐二(ピース)、お~い!久馬、灘儀武、鈴木つかさ、浅越ゴエ、ヤナギブソン(ザ・プラン9)、池山、藤井(しましまんず)、健(トミーズ)、梶原、西野(キングコング)、出渕誠/RG、住谷正樹/HG(レイザーラモン)、大川(ニブンノゴ!)、金成(ハローバイバイ)、功刀(おはよう。)、藤原(ライセンス)、内藤(ポテト少年団)、中尾(ノンスモーキン)、吉村、徳井(平成ノブシコブシ)、羅もーんず伊藤(こりゃめでてーな)、アキ(水玉れっぷう隊)、大溝、佐田(バッドボーイズ)、安達(カナリア)、熊谷(ガリットチュウ)、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)、竹永(コンマニセンチ)、チャド(ジパング上陸作戦)
第3回
山里亮太(「追い風三等兵」、南海キャンディーズ)、兵動大樹(矢野・兵動)、HG(レイザーラモン)
第4回
須知軍曹(ビッキーズ)、長田融季(りあるキッズ)、徳井/ヨギータ(チュートリアル)、犬井ヒロシ(サバンナ・高橋)、山田與志(COWCOW)、博多華丸(博多華丸・大吉)、ホンバシ系・向(天津・向)、金成公信(ハローバイバイ)、大熊啓誉(シャカ)、千原ジュニア(千原兄弟)、藤原一裕(ライセンス)、浅越ゴエ、お~い!久馬、鈴木つかさ、なだぎ武、ヤナギブソン(ザ・プラン9)、山内「チャン・ドン・ゴン・ゲン」(鎌鼬)、HG、RG(レイザーラモン)
第5回
山出(ダークホース)、若林(オードリー)、栗山直人(アームストロング)、ノーパンチ松尾(ザ・パンチ)、山口宇史(EE男)、川村わかな(連戦姉妹)、渡辺剛太、唐沢拓磨(レム色)、岩部彰(ミサイルマン)、哲夫(笑い飯)、白川悟実($10)、木村卓寛(天津)、水口(ソラシド)、まいど吉本、ストリーク山田(ストリーク)、長澤(マキシマムパーパーサム)、杉山英司(メカドッグ)、伊藤、大江憲次(こりゃめでてーな)、加藤貴博(ジパング上陸作戦)、堤大輝、平井俊祐(どりあんず)、桑折正之(レアレア)、片岡正徳、濱口裕章(オオカミ少年)、阿部浩貴(アップダウン)、中村英将(ゆったり感)、ガブ、ぴーち(ガブ&ぴーち)、白井鉄也、菊池浩輔(チーモンチョーチュウ)、佐藤(パンクブーブー)、久保田賢治(5GAP)、渡辺あつむ(ジャリズム)、村田(とろサーモン)、石田明(NON STYLE)、川原克己(天竺鼠)、田崎「田崎ソムリエ佑一」、藤原「ナメツグ」(藤崎マーケット)、濱家「私服警察」、山内「チャン・ドン・ゴン・ゲン」(鎌鼬)、スマイル・ウーイェイよしたか(スマイル)、ムーディ勝山(勝山梶)、西森洋一(にのうらご)、西澤裕介(ダイアン)、釜口「ハンサム釜口」、新名「ナニーナ」(ダ・ヴィンチ)、田中ボックス(ロデオボックス)、バッドボーイズ:清人(バッドボーイズ)、もり森本(ニブンノゴ!)、綾部、又吉(ピース)、タケト、ハブ、ナベ(Bコース)、いさとうた(チョイチャック)、須知軍曹(ビッキーズ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、RG(レイザーラモン)、中川春団冶(ランディーズ)、徳井/ヨギータ(チュートリアル)

R-1 視聴率
第1回(2002年10月14日)関西6.5%
第2回(2004年3月14日)関西8.3%
第3回(2005年2月20日)関東8.0%、関西10.1%
第4回(2006年2月19日)関東6.9%、関西9.2%
(関東地区はフジテレビ。ビデオリサーチ調べ)


R-1 事前番組
まもなくR-1ぐらんぷり - 決勝大会放送の8日前
いよいよR-1ぐらんぷり - 決勝大会前日
いずれも土曜昼の放送でヨシモトファンダンゴTV及び関西ローカルでのみ放送される。


R-1 スタッフ

R-1 2006年
総合演出 : 水戸徹、生垣晃(KTV)
プロデューサー : 高島公美(KTV)、谷良一(吉本興業)
技術協力 : 共同テレビ、FLT、テレコープ、イングス、Trash
美術協力 : フジアール、レフティーデザイン
収録スタジオ : レモンスタジオ(決勝会場)
制作著作 : 関西テレビ、吉本興業


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