42歳マッチ 宙づり初体験
武道館ライブ
歌手の近藤真彦(42)が11日、東京・日本武道館で「近藤真彦07年 ちょっと早いWhite Day in武道館」と題したライブを開き、人生初のフライング(宙づり)に挑戦した。
1万2000人のファンのボルテージが最高潮に達したのは20曲目の「大将」。「ワン、ツー、スリー!!」とシャウトした近藤は、1本のワイヤにつるされながら、高さ15メートルにまで上昇。ステージの中央付近まで約30秒間、両手を広げて気持ち良さそうに客席の上を舞うと、ワーッ!!と大歓声が上がった。
「鳥になった感じ。違う世界に出掛けて来ちゃったみたいで、自分でも感動しました」。ライブ後、近藤は芸能生活27年目にして初の“空中散歩”を、興奮冷めやらぬ表情で振り返った。
フライングのきっかけは、昨年12月に東京・帝国ホテルで開いたディナーショー後の会見。リポーターにのせられ、つい「ライブで飛びます!!」と宣言してしまった。
「見せるからには、きれいなものを見せたい」と、あえて難易度の高い1点つりに挑戦。KinKi Kidsの堂本光一(28)のフライングスタッフと、2日間にわたって猛特訓に励んだ。