石原真理子 自叙伝出版
2006年の12月6日、デビュー25周年を記念として自叙伝「ふぞろいな秘密」(双葉社)を出版し、過去の離婚歴から、実名とイニシャルを用いての恋愛遍歴を赤裸々に告白した。このほか、週刊誌の取材に対し、ある有名俳優(森本レオ)に処女を奪われた事も暴露した。石原本人は、この本の出版にあたり、自らが経験したいじめ、DV、自殺未遂などを社会問題とみなし、「同じ苦しみの中にいる方々に勇気を与えて生きる希望を持ち直して欲しい」とコメントしている。
出版会見
国内での出版会見では実名でのコメントは規制され、生放送内で質疑応答は10分と決められた。 海外メディア相手にも外国人記者クラブで記者会見を開いて流暢な英語で22分間事情の説明をし、後に30分間の質疑応答に答えた。親日家のカナダ人記者のベンジャミン・フルフォードは石原の英会話能力について「10点満点の8点。先日の安倍(晋三)総理のスピーチよりうまかった」と評価した。会見に出席した外国人記者は数人であったが、当日取材だけの日本の芸能マスコミが約100人出席した。
各方面からの反響
この本の出版にあたっては、賛否両論含め、各方面から様々な意見が上がった。
みのもんたは会見翌日に放送されたみのもんたの朝ズバッ!の芸能コーナーにおいて石原を「露出狂」と批判した。
「ちちんぷいぷい」 (MBS、関西ローカル)では芸能レポーターが「他人の恋愛を実名報道するのはOKで、当事者が実名で告白するのはNGなのか」とコメントした。
各TV局は、本の中に登場する各タレント側へ配慮し、今回の報道に関して各タレントを実名で扱うことを避けた。この事に関し和田アキ子は、「アッコにおまかせ」(TBS)内で、「番組で実名を出せないのであればこの話題を取り扱うべきではない」という主旨のコメントをした。
実名を挙げられた各タレントの多くは本の内容について肯定も否定もしていない。
森本レオは石原真理子と交際していたことは認めたものの、書籍で書かれていた行為については否定した。また、森本レオは「一今の彼女に何言っても虚しくなるが、とにかく彼女には頑張って欲しい」とエールを送った。
明石家さんまは自分の番組内で、出版前に石原から連絡が来た事を明かし、「電話チョイスに選んでくれてありがとう」とコメントした。その後、2006年12月24日放送の「明石家サンタ」内ほかさんまの出演する番組で再びこの本の件に触れていた。
松本一志はプレイボーイ誌で石原から二回ナンパされたが、断ったと語っている。「僕はこんな女には騙されません」とコメントしていた。
石原真理子