全日空1603便(ボンバルディアDHC8―Q400型)が高知空港に胴体着陸した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調査官は14日午前、機長(36)と副操縦士(34)、管制官の事情聴取を始めた。午後には事故機の検証作業を本格化する。一方、高知空港は同日朝、滑走路の運用を再開した。
事故機は13日夜、滑走路から撤去された。現地入りした事故調の調査官は同日の調査で、飛行中の音声などを記録するコックピット・ボイス・レコーダー(CVR)とデジタル・フライト・データ・レコーダー(DFDR)を回収。また事故機の破損状況や操縦室などを目視で調べた。
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